大阪・ザルツブルグ ラドンラジウム温泉勉強会
去る、4月1日、大阪大学豊中キャンパス内にて「大阪・ザルツブルグ ラドンラジウム温泉勉強会」が開催されました。私はリモート参加でしたが、国内外から30名を超える参加がございました
勉強会では、
- 1) 大阪大学名誉教授・中村仁信先生による「ラドン温泉療法の科学」
- 2) ハイルシュトレン坑道浴病院経営責任者・クリストフ コスティンガー氏による「ガシュタイナー ハイルシュトレンのご紹介」
- 3)ハイルシュトレン坑道浴病院医科部長・マーチン オッフェンベッ カー先生による「ハイルシュトレン坑道浴病院における温泉療法と自律神経系に及ぼす影響と可能性」
- 4)バードガシュタインリハビリ病院医科部長・ニヴェス・カタリニッチ先生による「バドガシュタイン病院におけるリハビリテーションとラドン浴の臨床的経験の報告」
- 5)ザルツブルグ パラケラスス医科大学ハイルシュトレン専門研究室・リッター マーカス先生による「ラドン療法による生体影響」
- 6)ひぐらし整形外科内科院長・丸野紀子先生による「放射線ホルミシスの臨床応用提案」
がそれぞれ発表されました。
各先生方からは、
- 1) 放射化学の歴史や多くの誤解がある事を認識する事の必要性
- 2) ハイルシュトレン坑道浴病院設立までの歴史と提供されるサービスの全般
- 3) ラドンと温熱による相互作用で起こる抗炎症作用や神経系疾患への有効性の臨床報告
- 4) ラドン浴の有効性とリハビリ全般及びコロナ感染症における予後改善の報告
- 5) ラドンによる基礎生物学の視点から、抗炎症作用の機序だけでなく、骨再生へのメカニズムを解説
- 6) クリニック内でオペレーションできる低放射線(ラドン)療養の提案
を頂きました。
また、長い歴史の中で培われてきたハイルシュトレンの経験から、
- ① ラドン療法の有効性と安全性の確認
- ② 抗炎症作用には複数回の利用が有効であること
- ③ リハビリテーションにラドン浴 が有効である
- ④ ラドン浴には骨形成の可能性がある
などの情報も頂きました。
昨年、山梨県の増富温泉で行われた同様の会議からより一歩踏み込んだ大変意義深い内容でした。
一般社団法人
ホルミシス臨床研究会
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